2010年11月3日水曜日
石川県加賀市コンビニ強盗殺害事件(いしかわけんかがしコンビニごうとうさつがいじけん)とは2010年11月3日に石川県加賀市で発生した強盗殺人事件。石川県警による正式な呼称はローソン加賀桑原町店における強盗殺人事件。容疑者は検挙されておらず、現在も未解決となっている。
捜査特別報奨金制度対象事件。
事件
石川県加賀市桑原町の「ローソン加賀桑原町店」に刃物を持った男が押し入り、店長の山崎外茂治さん
(68)が殺害された強盗殺人事件で、防犯カメラに映った犯人が「マネー、マネー」と叫び、英単語で金を要求していたことが、捜査関係者への取材でわかった。
発音に不自然な点があることから、大聖寺署捜査本部では、犯人が外国人を装った可能性もあるとみて調べている。
捜査関係者によると、店内に設置された防犯カメラには、犯人が「マネー、マネー」と声を張り上げ、山崎さんに金を要求する姿が映っていたという。
しかし、発音に流暢さはなく、カタカナ英語のようだったという。
犯人は上着を2重に着込んでフードをかぶるなど、厳重に顔を隠していることから、捜査本部では、身元をごまかすためにわざと英語の単語を使った可能性があるとみている。
防犯カメラには、陳列棚付近にいた山崎さんを犯人が後ろから羽交い締めにし、レジカウンターの中に押し込む様子も映っていた。
山崎さんは抵抗し、もみ合いになった際に、犯人が持参した包丁で胸を刺されたとみられる。
同本部では、情報提供を呼びかけるチラシ1000枚を作成。
加賀・小松両市を中心に配布して、逃げた犯人の行方を追っている。
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